ちょっと待った!子どものしつけには悪影響かもしれない「生活便利グッズ」7選

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最近は節電、節約、時短のための便利グッズが多くなりましたね。でも、親が楽できるものばかりに頼ってしまうと、さまざまな体験から学んでいかなくてはならない子どもにとっては悪影響もあります。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもをダメにする便利グッズについてお話します。

 

■子どもをダメにしてしまう便利グッズ7選

(1)人感センサー

一軒家のドアの外に設置された人の気配に反応する人感センサーは泥棒除けに効果抜群です。また、家のトイレに付けるといちいち電気を付けたり消したりする手間も省けますし、点けっぱなし防止になり電気代の節約にもなります。

けれども、子どもにとっては“点けたら消す”という習慣がつかなくなります。そもそもスイッチを点ける、消すという体験があってこそ、人感センサーの便利さを感じるわけなので、まずはスイッチのON/OFFを教えてあげましょう。

また、デパートなどの公共施設のトイレなどに設置されている自動センサーで出てくる浄水も同様です。これでは“蛇口を閉める”という習慣がつかなくなります。手動であれば“これくらい捻ると少量出る、これくらいだと大量に出る“などの手先の感覚の発達にもなります。

 

(2)自動で流れるトイレ

よその子が遊びに来ました。トイレを見たらドドーンと大きな大便がそのまま便器に! 「なんてしつけの出来ていない子なんでしょう」と思いきや、その子の家のトイレは自動で洗浄するタイプだったので“自分で流す”という習慣が付いていなかったのです。

なんでも自動で機械化されてしまうと、本来やるべきことができなくなり、機械任せの生活になってしまいます。

 

(3)お風呂の自動お湯はり機

最近はボタン一つで温度設定ができ、自動でお湯をはってくれるものがあります。でも、これですと蛇口に手を近づけて「熱過ぎるからもう少しぬるくするために水を入れて温度調節しよう」とか「あと5分くらいで溢れるから水道を止めに行こう」と行動するようにはなりません。

お風呂はボタンを押して待っていれば当たり前のように適温で出来上がっていると思ってしまいます。お湯張り体験をさせるためにも、たまには自動ではなく手動で子どもにお風呂を入れる体験をさせましょう。

 

(4)ゆっくり閉まるドア、ゆっくり閉じる便座

ある若い子が“バン”とドアを閉める癖が抜けず「お育ちが悪い」と後ろ指を指されていました。その家庭では音を防止するため、全てのドアを“ゆっくり閉まるタイプ”に改造していました。扉を“バン”と閉めたらどうなるのか、力の入れ具合を経験できる場がなかったために、ついいつもの調子でやってしまったのですね。