褒めすぎはキケン!? 「不幸せな子」にしてしまうママのNG行動4つ

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「幸せな子になって欲しい。」

そう願わない親はいないものです。英語圏でも、子育てといえば「ハッピー・キッズに育てるには?」といった情報が溢れています。

そんな中、昨今“ハッピー・キッズ”を目指すことの弊害も取りあげられるようになっています。(※1)

本日は、18年間様々な立場から教育に携わる筆者が、幸せな子を目指したはずが“不幸せな子”を育ててしまう親のNG行動についてお伝えします!

長岡真意子

「ネガティブな感情」とうまく付き合う力を育む

幸せな子というと、ニコニコ笑い、きゃっきゃと嬉しそうで、何事にも楽しそうに取り組む子。

多くのママがそんなイメージをもつのではないでしょうか?

それでも、「幸せであって欲しい」からと、子どもが悲しみ・苦しみ・イライラなどのネガティブな感情を体験する機会を取り除いてしまうのならば、その子は“ネガティブな気持ちへの向き合い方”を学ぶことができません。

そうして、「この子には幸せであってほしい」とママが一生懸命していたことが、いつの間にか、逆境ではすぐに心が折れてしまったり、恵まれた状況でも不満が溢れ幸せを見出すことのできない「不幸せな子」を生み出してしまいます。

「幸せな子に育てたい!」からこそ、子どものネガティブな体験を取り去るよりも、その子がネガティブな体験を乗りこえていくサポートをしてあげたいですね。

 

「不幸せな子」にしてしまう親のNG行動4つ

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(1)×先回りして困難や失敗を防ぐ→〇困難や失敗をその後の糧にするのを励ます

困難や失敗こそ、逆境を乗りこえる力を培うチャンスです。

それでも、子どもが悲しむ顔を見たくないからと、困難や失敗を避けてばかりいるならば、せっかくのチャンスを生かすことはできません。

困難や失敗に出合ったら、めげそうな気持ちや落ち込む気持ちを受け止めてやり、「どんな違う方法があるかな?」「どうしたらできるようになるかな?」と共に考え、困難や失敗をその後に生かしていくよう励ましてあげましょう。

 

(2)×物を与え過ぎる→〇我慢したり工夫する喜びを大切にする

欲しいオモチャもすぐには買ってもらえず、悲しかったり、時に不満を言いながらようやく手にする日が来るのならば、子どもの喜びもひとしおです。

それでも、子どもの喜ぶ顔が見たいからと、欲しがる物を次から次へと買い与えるならば、受け取る子どもの喜びもありがたみも半減してしまいます。

また、高価なオモチャより、子どもは身の回りのリサイクル品でママと手作りしたオモチャの方が、何倍も喜ぶこともあるもの。

大好きなママと一緒に工夫して楽しんだ思い出は、物よりも、その子の心に深く長く残ります。

 

(3)×褒め過ぎる→〇その子の努力を具体的に誠実に褒める

子どもを喜ばせようと、「すごいね!」「天才だね!」と、その子のすることなすこと褒めるならば、現実を見据えることのできない“ナルシスト”を育ててしまいます。(※2)

また、「ママは何でもかんでもとにかく褒めればいいと思っているんだな。」と、褒め言葉が子どもの心に届かなくなるということもあるでしょう。

褒める時は、「たくさん書いて練習したから“あ”と“お”を間違えないようになったね。」など、より具体的に誠実にその子が頑張る姿を褒めてあげましょう。

 

(4)×子どもを楽しませようとする→〇子ども自身が楽しみを見出すサポートをする

「子どもには幸せでいてほしい」と思うあまり、子どもがつまらなそうにしていたら、「ママが楽しませてあげないと!」と焦ることもあるかもしれません。

それでも子どもが楽しませてもらうことに慣れ、してもらうのを待っているばかりでは、自ら楽しみを見出す力を培うことはできません。

子どもが「たいくつ~」と言うならば、「どうしたら楽しくなるか考えてみて。ママにできることがあったら教えてね!」と声をかけてあげましょう。

 

親としては、その子が“自分自身で幸せをつかむ力”を培えるよう、サポートしていきたいですね。

 

【参考・画像】
※1
※2
※  STUDIO GRAND OUEST、 Arieliona / Shutterstock

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