アルコール消毒だけじゃダメ!?「ノロウィルス」家庭内感染対策

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寒い季節の感染予防の対策として「手洗い、うがい、マスク、手指消毒……」と色々と気をつけているママも多いかと思います。

今回は、助産師の筆者が冬場に大流行する、感染性胃腸炎のノロウイルスの家庭内パンデミックの具体的な対策方法をこれまでの経験と参考情報を元にお伝えします。

▼強力なノロウイルスの対処法と言えば?

感染症胃腸炎の原因になる、冬の代表ウイルスと言えば「ノロウイルス」です。

発症すると1日に何度も繰り返す下痢と激しい嘔吐などの症状が現れ、強い症状は1〜2日、大体4日もすると回復してきます。

特徴として、薬やワクチンなどがなく、アルコール消毒をしても不十分な時があります。

ノロウイルスは、死滅しにくい強烈なウイルスで、感染力が非常に強いです。

感染者の嘔吐物に含まれているウイルスが手についたり、空気中を舞ったりして、他の家族の口や鼻に入っていくことで、新たに感染が拡大しやすいため“正しい嘔吐物の処理法”が重要になります。

ノロウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウムの消毒と熱湯消毒(85度で1分以上)が有効だそうです。(※1)

 

▼「家族パンデミック」を防ぐ方法は?

いつノロウィルスが来ても対応できるよう、事前に嘔吐物の処理方法を知り、さらに「嘔吐物処理グッズ」を準備しておくことが家庭内パンデミックの対策として大切です。

嘔吐物処理セットの準備にはグッツ準備編の記事を参照ください。

関連記事:家庭内パンデミック対策に準備して!「ノロ・インフル嘔吐物処理セット」

(1)子どもが嘔吐したら、すぐに嘔吐物にペーパータオルや使い捨てできるタオル、新聞紙などですぐに嘔吐物を覆うようにします。

(2)嘔吐した子どもは、さらに続けて嘔吐する可能性があるため、さらなる嘔吐に備えバケツや洗面器、著者のおすすめは空の牛乳パックを準備します。

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出典: ChillybinCrew(イットママ)

(3)ノロウイルスは潜伏期間は大体1〜2日です。保育園などで流行しているときは、いつ嘔吐がきてもおかしくないため、牛乳パックやバケツなどを寝室に準備しておくとよいですね。

(4)換気をしながら、使い捨てウェア(レインコートまたはエプロン、マスク、手袋など)を装着して、嘔吐物の飛沫を飛び散らさないよう、手早く静かに処理します。

床などに吐いてしまったら、嘔吐物の上にペーパータオルをした上から塩素濃度1,000ppmに希釈した次亜塩素酸ナトリウムまたは『キッチン泡ハイター』をかけて、嘔吐物とペーパータオルを処理します。

キッチン泡ハイターは実際に病院や介護施設でもノロウイルス の感染対策で使用されています。

※布団やカーペットやソファーなどに次亜塩素酸ナトリウムを使用すると、変色したり劣化したりしてしまいますので、注意してください。

 

(5)片付けの際も、感染を拡大させないように注意が必要です。

嘔吐物のゴミや使用した使いすてウェアーは、ビニール袋を2重にして、しっかり口を閉じて破棄しましょう。

(6)片付けの後は、手洗いを念入りに行い、しばらく換気をしておきます。

(7)家の中でも、トイレの便器や便座など家族で共有する所にもウイルスが付着している可能性があるため、塩素濃度200ppmに希釈した次亜塩素酸ナトリウムでの消毒を心がけてください。

著者は、『次亜塩素酸水ノロキラーS』を使用しています。

嘔吐物で汚れた布団やリネン類の対処方法は、厚生労働省のページに詳しく書いてありますのでこちらをご覧ください。

Q.吐ぶつやふん便が布団などのリネン類に付着した場合はどのように処理をすればよいですか。

リネン等は、付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗いします。その際にしぶきを吸い込まないよう注意してください。下洗いしたリネン類の消毒は85℃・1分間以上の熱水洗濯が適しています。ただし、熱水洗濯が行える洗濯機がない場合には、次亜塩素酸ナトリウムの消毒が有効です。その際も十分すすぎ、高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。布団などすぐに洗濯できない場合は、よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。また、下洗い場所を次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で消毒後、洗剤を使って掃除をする必要があります。次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用があります。薬剤の「使用上の注意」を確認してください。

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ノロウィルスは感染してしまったら、家庭内でのパンデミック対策が大切となります。

嘔吐物の処理以外にも、おむつ替えの時は手袋を付けること、タオルなどは共有しないことも大切となります。ノロウィルスの特徴を事前に知り、感染対策をしっかり理解しておきましょうね。

また嘔吐や下痢によって、脱水に注意が必要となるため、母乳やミルクは飲めるようなら、しっかりあげるように。また赤ちゃん用の経口保水飲料も、準備しておいておく良いですよ。

 

【参考・画像】
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※ Ruslan Shugushev / Shutterstock、著者撮影

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