
一年中出回っている“キャベツ”ですが、春に出回るものを“春キャベツ”といいます。
他の時期のものとどう違うのでしょう。
今回は春キャベツについて、1歳ごろから食べられる手づかみ食べレシピと合わせてご紹介します。
▼春野菜が出回る時期って?
“春野菜”は文字通り、春が旬の野菜のことです。
種類によりますが、南北に長い日本では長く旬が楽しめます。
春野菜は九州地方が暖かくなる3月ぐらいからお店に並び始め、北海道が春を迎える5月くらいまで出回るものが多いようです。
この時期に収穫するキャベツを“春キャベツ”といいます。ほかの時期に比べ、“巻き”がゆるいのが特徴です。
▼春キャベツの特徴とは?

キャベツの栄養素は、季節によって差はありません。
キャベツに含まれる栄養素にはビタミンCやビタミンKがありますが、特徴的な成分として“ビタミンU”があります。ビタミンUは胃酸の分泌を抑え、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に効果が期待でき、市販の胃腸薬にも使用されています(※1)。
ビタミンUの作用を活かすには“生食”がオススメ(※1)!
春キャベツは他の時期のものとくらべてやわらかいという特徴があり、生食に向いています。
せん切りにして食べる場合はビタミンCの流出を防ぐため、水にさらしすぎないようにしましょう。
▼1歳からOK!春キャベツの手づかみ食べレシピ2つ
生食に向く柔らかい春キャベツですが、そのままでは赤ちゃんはまだうまく噛むことができません。
しかし、加熱することでやわらかくなりやすいので、離乳食にも使いやすくなり、オススメです。
春キャベツの甘みを活かしたレシピをご紹介します。
(1)春野菜入りチキンメンチカツ

【材料(作りやすい分量)】
鶏ミンチ・・・180g
春キャベツ・・・100g
新玉ねぎ・・・100g
塩・・・少々
かたくり粉・・・小さじ2
パン粉(細目)・・・適量
油・・・適量
【作り方】
(1)春キャベツは蒸して、みじん切りにする。新玉ねぎはみじん切りにする。
(2)ボウルに鶏ミンチを入れ、(1)の春キャベツと新玉ねぎ、塩、かたくり粉を加えてよくこねる。

(3)(2)を細長くまとめてパン粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きしたらできあがり。
こちらは冷凍保存可能です。
油っこくならないよう、パン粉は必ず細目のものを使いましょう。
(2)春キャベツとチーズのおにぎり

【材料】
軟飯・・・子ども茶碗1杯
春キャベツ・・・20g
ベビーチーズ・・・1/2個
かつおぶし・・・ひとつまみ
【作り方】
(1)春キャベツは蒸して、みじん切りにする。ベビーチーズは5ミリ角に切る。
(2)春キャベツ、ベビーチーズにかつおぶしをまぶし、ごはんを加えて全体をまぜ、食べやすい大きさに握ったらできあがり。
キャベツのような葉物は特に噛み潰しにくいので、離乳食に使うときは細かく刻んであげましょう。
今回ご紹介したレシピはお弁当にもピッタリ! 暖かい日に親子でピクニックに行くのもいいですね。
甘くておいしい春キャベツレシピ、ぜひ取り入れてくださいね。
【参考】
※1
※ Thanthip Homs / Shutterstock
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