6~11ヶ月の赤ちゃんの51%が使用「タッチスクリーン」が乳幼児に与える影響

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「手が離せないからちょっとだけ」「どうしても静かにして欲しいから少しだけ」そうスマートフォンやタブレットを乳幼児に与えるといった場面は、現代では世界中の多くの国で、日常的にみられる子育て風景ではないでしょうか。

では、タッチスクリーン(タッチパネル)は、乳幼児にどんな影響をもたらすのでしょう?

この記事では、人類学を学び、18年間様々な立場から子育てに携わる筆者が、乳幼児とタッチスクリーン(タッチパネル)について、最新の研究をもとにお伝えします!

▼現代の乳幼児はどれほどタッチスクリーンに触れているの?

2016年に発表された英国の715世帯を対象にした調査によると、6~11ヶ月の乳児の51%が毎日タッチスクリーンを用いており、その平均時間は、1日に8.53分だそうです。また26~36ヶ月の乳幼児の92%が、平均で43.95分用いているといいます。(※1)

2~3歳までのほとんどの子が1日40分以上も使用しているのですね

タッチスクリーンとは、このように既に、すっかり現代の乳幼児の日常生活に浸透しています。

小さな手でタッチスクリーンを器用に操る乳幼児を前に、「テレビ鑑賞とは違って“受け身”ばかりというわけではないし……。でも、よくない影響もあるのかな……?」そう感じているママも多いのではないでしょうか。

まだまだ歴史の浅いタッチスクリーンですから、子どもへの影響についての研究も始まったばかりのようです。

ここではひとまず、これまでに分かっていることを整理してみましょう。

 

▼タッチスクリーンの影響

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ポジティブな影響:指先の運動スキルが発達

乳幼児がタッチスクリーンを用いることで、指先を思う通りに素早く動かすことのできる「モータースキル(運動スキル)」が発達すると分かっています。(※2)

ネガティブな影響:内容によっては言語能力の遅れがみられる

教育的な内容のタッチスクリーンを長時間用いたとしても、言語や認知能力の向上はみられなかったといいます。

一方、教育的な内容でないゲームを用いることで、言語能力の発達に著しい遅れがみられたといます。(※3)

 

▼1時間使用で15分の睡眠減少に…?

1時間用いることで、15分間の睡眠減少がみられるといいます。そして日中の睡眠がより長くなり、夜の睡眠がより短くなると分かっています。また、長い時間用いるほど、寝入りも難しくなるそうです。(※1)

スクリーンから発せられるブルーライトは、人の睡眠を妨げるとも分かっています。(※4)

 

▼乳幼児とタッチスクリーンの付き合い方

以上の研究によるならば、タッチスクリーンについては、乳幼児が用いる時間をなるべく少なくし、睡眠前には用いないようにすること。また、用いる内容を吟味するといったことを注意した方がよさそうです。

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乳幼児にとってのタッチスクリーンは、ママがどうしても手が離せないときに、吟味した内容を少し用いるぐらいにしましょう。

そして、長時間の使用にならないよう、例えば絵本や塗り絵など、タッチスクリーン以外に夢中になれることも用意してあげたいですね。

夏休みなどでお出かけも増える時期は、移動中にタッチスクリーンを使用する機会も増えてくるかと思います。その際は、ポジティブ面とネガティブ面を考慮し、付き合い方を工夫していきましょう。

 

【参考・画像】
※1 
※2 
※3 
※4 
※ Patryk Kosmider、Olga Vladimirova、Photobac / Shutterstock

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