「親を叩く・物を投げる子」のイヤイヤを加速させる、ママのNG対応は?

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靴がうまく履けないからと放り投げたり、眠いからとママを叩いたり……。イヤイヤ、反抗ばかり……。

わが子のこんな姿を見ていると「将来、暴力を奮う子になるのでは…」と心配になってくるのではないでしょうか。

今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、イヤイヤ期の子どもが癇癪(かんしゃく)を起こす理由と、その対処法についてお話します。

 

なぜ子どもは癇癪(かんしゃく)を起すのか

この世に生を受けて、何もかもが初めての体験をする0歳児は受け身の時代。当然ですが、親に庇護されて育っていきます。

しかし、1歳半くらいになると、自己主張が強くなり、自分の要求を言葉で表せるようになります。(※1 P17)

でも、子どもの身体はまだまだ未完成。思うように手や口を動ごかすことはできません。つまり、自分で靴を履きたくても上手く履けず、相手のおもちゃが欲しくても上手く伝えられません。

このように、やりたいことが上手くできず感情をコントロールすることができないため、イライラして叩いたり、物を投げたりという2歳前後にみられるイヤイヤ期特有の行動を取る子が多いのです。

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そこで、親が助けてやろうと手を出すと、できないくせに「私がやるの!」と怒り出します。親から見ると“反抗”と捉えがちな行動ですが、これは反抗期ではなく“自己主張“ができるようになってきた証拠。

イヤイヤ期は誰しも必ず通る過程と大らかな気持ちで捉え、目くじら立てないことですよ。

 

イヤイヤを加速させるママのNG対応

イヤイヤ期の子どもには大らかな気持ちで接することが重要なのですが、物を投げたり、ママを叩いたりするような暴力行為を全てOKとするわけにはいきません。

ですが、言い方によってはイヤイヤがさらに加速することもありますので、下記のような表現を心がけましょう。

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【例1:癇癪を起してママを叩く場合】

×「ママを叩くなんてなんて悪い子なの!」

〇「痛いから叩くのはやめようね」

【例2:スプーンを投げた場合】

×「スプーン投げるなんてなんて、お行儀が悪いの!」

〇「スプーンはごはんを食べる時に使う物だから、投げるのは良くないよ」

基本的には「叩くな」「スプーンを投げるな」という意味に違いないのですが、子どもの受け止め方は異なると思います。

×の言い方は、人格そのものをピシャッと否定してしまっている言葉ですが、〇の言い方は行動を改善するように教える言い方に感じませんか?

 

イヤイヤ期を経験しないと「あとで大変」なことに…!

イヤイヤ期の子どもには親もイライラさせられてしまうものですが、ママだって感情をコントロールできないような時ってありますよね。

ひどいことをされた時、相手に聞こえなくても「バカヤロー!」って呟いたり、心の中で叫ぶことってありませんか? 

あまり人前で言えるようなことではありませんが、それで感情をコントロールし、精神のバランスを保っているのが人間なのです。

子どもは信頼しているママだからこそ、安心して暴言を吐いたり、叩いたりできるのではないでしょうか。良い時も悪い時も受け止めてもらうことで、子どもはだんだんと自らの感情をコントロールできるようになると筆者は思います。

しかし、幼少期にイライラを発散できなかったり、悪い状態を受け止めてもらえないと、思春期以降に感情の大爆発を引き起こし、突然キレるような子になる場合も考えられます。

 

2歳児によくある癇癪やイヤイヤ期、ママはちょっと大変かもしれませんが、子どもの成長に必要な通過点と考えて、温かく見守ってあげましょうね。

 

(2015年7月6日の記事を再掲載しています)

【参考・画像】
※1 
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※ Olena Chukhil、Pazargic Liviu / Shutterstock

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