小児科医に聞いた「赤ちゃんの肌を考えたベビー用品選びのポイント」は?

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妊娠し、出産し、子どもができるとママは自分の事は後回しで子どもを最優先に考えますよね。

大切なわが子のためにあなたは何を心がけていますか?

前回の座談会では、多くのママ達が「ベビー用品」や「ベビーフード」など子どもの肌に触れるもの、口の中に入れるものを多く気遣っていることが分かりました。

参考:「日本製=安全」とはいいきれない!? 赤ちゃんのアイテム選び、本当に安心なのは?

そこで今回は、ママたちのお悩み&疑問で最も多かった「何をどこまで気にすればいいの?」「肌の弱い子どもは何に気を付けたらいいの?」などママが分からないことを小児科医で自身も4児のママである剣木先生に先生の意見を聞いてみました。

 

小児科医 剣木先生に聞いた「赤ちゃんの肌を考えた衣類選びのポイントと肌トラブル」

Q1:赤ちゃんの「肌に優しい」衣類を選ぶ場合に、ママたちは天然素材かどうか、日本製かどうかを特に気にしている方が多いようですがこれについてどう思われますか?

よく理解できます。赤ちゃん達の肌は本当にデリケート。たとえば、お尻だって、ウンチが付いているからと少し力を入れて拭き取ろうとしただけでも、赤くなりただれてしまうことが多いです。

また、チクチクするような肌触りの良くない衣類ですと、赤ちゃんもイライラ、不機嫌になって十分な睡眠も取れなくなってしまうでしょう。アンケート結果を見ても、かぶれてしまった、あるいは湿疹が出てしまったと話すママは多くいる事が分かります。

天然素材や品質にこだわりがある商品が多い日本製、さらには染料などに有害化学物質が含まれていないということも気にして選んであげたいと考えるのが自然な流れだと思います。

ChillybinCrew読者アンケート結果(N=138)より
出典: ChillybinCrew(イットママ)

 

Q2:(自身の肌が弱い方も含め)アトピー性皮膚炎や肌への影響を心配するママが多いですが、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんの原因と対策や、アトピーになってしまった場合に気にするべきポイントがあれば教えてください。

アトピー性皮膚炎の発症には遺伝的素因があるかどうかが影響しやすいのですが、その発症には環境因子も大きく関係します。肌に直接触れるものはしっかり汗を吸い取ってくれるものを選びましょう。

そして、肌の炎症を防ぐためにやるべき事の一つは保湿だと思います。夏ならばローションなどでさっぱりと、秋冬の乾燥する時期はより保湿力の高いクリームタイプのものでしっかりと保湿して、お肌のベースコントロールをしてあげましょう。

また、アトピー性皮膚炎と診断され、治療が必要とされたときは、医師の指示通りに、適切にステロイドを使用するとよいでしょう。

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Q3:新生児湿疹やあせもなど赤ちゃんは肌トラブルが多いですが、ベビー用品の品質基準を改めることで防げることがあれば教えてください。

赤ちゃんの肌はとても敏感です。出来るだけ有害な化学物質などが含まれていないものを使用したいですね。

ChillybinCrew 読者アンケート結果(N=138)より
出典: ChillybinCrew(イットママ)

 

Q4:有害物質に関して、新生児や小さな赤ちゃんにどこまで何を気にしたほうがいいですか?(ホルムアルデヒド、アレルギー誘発性染料など)

過剰反応をする必要はないですが、有毒物質に触れる頻度が増えると場合により皮膚炎などを引き起こしてしまう可能性があるため、気になる場合にはエコテックス認証のついたラベルなどを指標にするとよいでしょう。

赤ちゃんの皮膚は角質層が未発達でバリア機能が弱いので、有害物質には注意が必要だと思います。

 

Q5:エコテックス®認証ラベルをご存じでしたか。

はい。知っておりました。やはりわが子には安全なものを安心して使いたいので、個人的には目安にして製品を選んでいます。とても良い基準ラベルで助かっています。

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Q6:エコテックス®認証企業の製品でご自身でも使用されているものがあれば教えてください。

プチバトーのベビー衣類、フェイラーハンドタオル、ベビービョルンバウンサー、ウチノタオルなどを使用していました。

スタイやタオルも使い心地よいものばかりですし、よだれや食事の食べこぼしで口周りを拭いても、エコテックス®ラベルがついている安心感もあり、よく使用していました。

photo by ChillybinCrew
出典: ChillybinCrew(イットママ)

 

Q7:赤ちゃんの周りにある繊維製品で、特に気を付けてあげたいアイテムは何ですか?

個人的な意見としては、直接肌に触れるもの、肌着やオムツにはとくに気をつけてあげたいですね。

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Q8:幼児の健康に関して、多いトラブルは何ですか?

肌荒れ(接触性皮膚炎、アトピー、汗疹など)、風邪、胃腸炎、といったトラブルで外来受診されることが多いです。

肌荒れの原因は様々ですが、最大の対策は、毎日の保湿だと思います。また、できる限り衣類の素材には気をつけてあげたいですね。直接肌に触れるものは汗を吸い取る綿素材、通気性の良いもの、有害物質の含まれるような染料、ノリが使われていないものが良いのではないでしょうか。

風邪や胃腸炎を防ぐにはやはり手洗いが鉄則でしょう。また、公民館などでのオモチャの共有で唾液を介して、駅やスーパーの手すりなどあちこちを触ったあとその手をお口に入れる、などで感染してしまうことがあります。

症状があるときは行かない気遣いを、またあちこち触ったあとは手洗い、アルコール綿で手拭き、を意識して行いましょう。

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Q9:座談会でママたちの関心の高かった「消毒、殺菌、洗濯」についてお伺いします。赤ちゃんは何でも物を口に入れてしまうので、洋服やタオル、寝具など洗剤や柔軟剤を使いすぎるのも悩んでいるママたちに向けてアドバイスがあればお願いいたします。

洗剤も柔軟剤も、赤ちゃんに使ってはダメなものはないと思いますが、香料が過度に強いものは、赤ちゃんにとって刺激となり、落ち着かない、不機嫌に泣いてしまう、などあるかもしれません。

また、適量の洗濯物を適量の洗剤を使用して洗う事も重要です。洗濯機に詰め込みすぎると、洗剤や柔軟剤が偏って十分なすすぎができないで完了してしまうこともあるでしょうから、避ける様にした方がいいと思います。これは先輩ママとしてのアドバイスですね。

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Q10:(海外の方と接触する機会がある場合)日本と海外の方の衣類の安全性や、子どものケアへの意識の違いなどを感じたことがあれば教えて下さい。

海外の親御さんはデザインや価格より安全を第一に子ども服や玩具を選んでいる印象があります。私たちも子ども服や玩具を購入の際には安全性を気遣う習慣をつけた方がいいのではないでしょうか。

例えば繊維製品であればエコテックスのような有害物質に対する認証の有無を確認することを習慣付けたいですね。

 

「子どもの敏感肌を守るためにいいものを選びたい」と漠然と考えているママは多いですが、いまいち基準が分からない方も多いのではないでしょうか?

そんなときは剣木先生からアドバイスいただいた対処法を参考にしてみてください。

洋服や日用品などを選ぶ際は、安全に厳しい欧州のママ・パパの中で大切な目印とされているエコテックス®ラベルのついている製品をひとつの指標として意識して選んでみるとよいのではないでしょうか。

 

【参考・画像】

※ YAKOBCHUK VIACHESLAV、 Africa Studio、Elvira Koneva / Shutterstock

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