保育士が教える「怖い言い方をしないで子どもに伝える」方法とは?

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新しい出会いが多い春は、子どもたちにとっても、保護者のみなさんにとっても、沢山のわくわくとドキドキが待っていることと思います。

でもそんな季節、ポジティブな気持ちとは裏腹に、慣れない新生活にドタバタしてイライラしたり、八つ当たりをしてしまったり……なんてことも。

今回はそんな”子どもについ怒ってしまう時”の子どもたちへの言葉かけについて、現役保育士のichiさんにご自身の保育経験を元にお話しいただきます。

やっぱり“イヤイヤ期の到来”は大変!?

ご飯を食べない、遊び食べをする、物を投げる、片付けをしない、いたずら三昧などなど……日常生活の中でついつい怒ってしまう場面はたくさんあると思います。

そしてなんといってもイヤイヤ期の到来はママにとって戸惑うことが多いはずです。何をするにしても「イヤ!」とにかく何もかもイヤイヤ!をされてひっくり返られたときにはママもお手上げです。もう勝手にして!と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

幼児になると理解力も深まり、語彙も増加するので大人の行動に対して文句を言ったり、揚げ足を取ったりしてくることも多くなってきます。

そんなときは、会話ができるようになった子どもの成長が嬉しい反面の悩みと考えるようにしましょう。

 

子ども達の成長別に対応「保育士さんの伝え方」って?

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筆者は、子どもたち個々の発達や理解に合わせて以下のように伝え方を変えています。

乳児の場合

シンプルな言葉を意識して伝えます。ダメなことは「ダメだよ」とシンプルに。まだいろいろなことが分かっていない時期ですので、“その行動はダメなことなんだ”と子どもが理解できるように簡潔に伝えています。

子どもたちは同じことを何度も何度も繰り返しますが、諦めずに伝えていくことで、子どもたちも少しずつ保育者の言っていることを理解していってくれると思います。

<気を付けたいこと>

イヤイヤ期にはありのままの子どもの姿を受け入れることが大切になります₍※1₎。そのため、ダメなことはダメだと伝えながらも、子どもたちを受け入れるようにしましょう。

●幼児の場合

なぜ怒っているのか、何がダメなのかをしっかり伝えています。物事の理解力がついてきているので、なぜ今自分が怒られているのかを丁寧に伝えることで、どうすれば良かったのか自分の行動を考えるきっかけになります。

<気を付けたいこと>

感情的に言わないということです。感情に任せて怒ってしまうと、子どもたちの記憶には”怒られた”という印象が強く残ってしまうと考えています。あくまで冷静に、こちらの言いたいことがまっすぐに伝わるように意識をしましょう。

 

1~4歳までの年齢別アドバイス

●1歳児

シンプルで簡潔に、そして同じことをされても諦めず、繰り返し「だめよ」と伝えていってください。1歳児はまだまだ赤ちゃん、何がよくて何がダメかなんてわかりません。ですので、優しい口調で伝えてあげてくださいね。

●2歳児

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イヤイヤ期も始まってきていると思います。₍※2₎ 先述したように、いけないことはいけないと伝えながらも、子どもたちのイヤイヤをしっかり受け止めていってください。

「ダメ!」だけではなく、「○○しようね~」と否定の言葉からプラスの言葉に変換して伝えていくことも大切です。(例えば、「走っちゃダメ!」→「歩こうね」、「ご飯で遊んじゃダメ!」→「もぐもぐ食べようね」など)

●3歳児

ママが怒っている理由を伝えましょう。3歳児になるとやっていいことと、いけないことの判断が少しずつ出来るようになってくるので、なぜその行動がいけないのかを伝えてあげてください。

それと同時に、「ダメ!」ばかりではなく、「○○できるかな~?」とこの時期に強まってくる“お兄さん・お姉さんなんだ”という気持ち(※)をいい意味でくすぐってあげるとよいと思います。

そうすると、例えばおもちゃの片づけを全くしていなかった子がパッと片づけをしたりします。“僕も出来る!私も出来る!”という心を盛り上げてあげましょう。

●4歳児

怒っている理由に加え、どうすればよかったかを伝えてあげてください。(※)自分の行動を自分で考える力をつけていくきっかけになると思います。

そして、「どうして怒っているかわかる?」「どうすれば良かったと思う?」と、子どもたちに問いかけてみてください。

最初は分からなくても、ママが丁寧に伝えていくことで少しずつ理解をしていくことが出来ると思います。この時、子どもたちからの答えが、ママの思っていたことと違っていたとしても否定はせず、子ども自身が考えて導き出した答えを大切にしてあげてくださいね。

 

子どもは与えてもらうだけの存在ではなく、自分で考え主体的に生きていくことが出来る存在だと思います。

子どもと正面から向き合うのはすごく大変で、体力のいることだと思います。ですが、感情に任せて怒るのではなく、ひと呼吸おいて、どうすれば伝わるかを意識して子どもに向き合ってあげてくださいね。

 

【参考・画像】

※ Rawpixel.com、 Lordn、Oksana Kuzmina / Shutterstock

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