子どものため、未来のため。安全安心とともにママができることとは?

出典: ChillybinCrew(イットママ)

子どものために、できるだけ安心安全なものを選んであげたい。そんな風にどのママも思うと思いますが、その「安心安全」基準はどこで判断していますか?

「そういえばなんとなく選んでいるかも……?」

今回は、そんなママ達に集まっていただき、子どもたちの未来についてもちょっと考える座談会を行いました!

【今回の座談会に参加したママたち】

意外なものにも?身の周りの「エコテックス®認証」ラベル

ChillybinCrewではこれまでもエコテックス®認証ラベルについてご紹介してきましたが、読者アンケートでも約60%のママが「ChillybinCrewの記事で初めてエコテックス®認証ラベルを知った」と回答しました。

まだまだどんなものなのか分からないママ達も多い様子。子どものためや家族のため、普段どのように製品選びをしているのか聞いてみました。

出典: ChillybinCrew(イットママ)

MOMOさん:「今までオーガニック製品をなんとなく選んではいましたが、つい最近、エコテックス®認証は質が良いだけではないということを聞いて驚きました。化学薬品を使わない、人に害がないということで選ぶ人にとってはもちろん、生産者の方や環境にとっても優しく、製品を作る過程から徹底されているものだと聞いて、積極的に選ぼうと思いましたね。

ブランドでいうとプチバトーの肌着や服を選ぶことが多いですね。あと知らなかったんですが、シャネルのコットンもエコテックス®認証だったのはさすがという感じです。ロゴが入っていてお手頃なので友達にちょっとしたプレゼントで贈ることが多かった。」

榮さん:「エコテックス®認証で持っているのはヒポポタマスプチバトーフェイラーベビービョルンのバウンサーシルコットのコットンなど、気が付いたら身の回りにあったという感覚ですね。フェイラーは母も祖母も使っていて昔からなじみがありました。エコテックス®認証はSNSでシェアされているのを見て『いいものなんだろうな』とは思っていたのですが、それ以上はあまり詳しくないんです。」

出典: ChillybinCrew(イットママ)

ほっぺちゃんママさん:「MOKUBAのリボンは好きで、使うことがあります。かわいいデザインがあってネットで購入していたのですが、意外だったのはシャネルのコットンアルマーニなどの一流ブランドの服でも使われていること! あとエプソンのインクもそうなんだー、と思いました。あと、オーガニック認証のマークって色々あるけど、ついていれば安心、という程度であまりラベルについてこれ以上詳しいことは考えたことはなかったです。」

高橋さん:「エコテックス®認証は全然知らなかったんですが、プチバトーベビービョルン抱っこ紐バウンサースタイとあらゆるアイテムで使っていました。けれどさらに積極的に選ぶためにももっと理解したいです!」

なんとなく「良質」という意識はあるものの、具体的な意味を深く理解はできていない……他の審査基準やマークとの違いは? 取得している製品と取得していない製品との違いは何? など次々と質問が飛び交い、ママたちの疑問は尽きません。

 

安心安全の基準「エコテックス®認証」についておさらい!

出典: ChillybinCrew(イットママ)

ヨーロッパ以外で唯一のエコテックス®認証機関であり、タオルや衣類など繊維製品の品質検査や認証を行っている『一般財団法人ニッセンケン品質評価センター』の瀧瀬さんと西原さんにお話を伺いました。

西原さん:「海外、特にヨーロッパではエコテックス®認証ラベルのついた製品が高級デパートからスーパーの衣料品コーナーまで至るところにあり、購入する際の大切な指標にされています。エコテックスは、そもそもは製品の生産者や生産過程でがんなどが発症してしまったり、川の汚染などが問題になったことから始まりました。

エコテックス®スタンダード100認証取得の厳しい審査基準

・糸一本でも安全が確認されていないとエコテックス®認証ラベルは使用不可

・1年ごとの更新が必要 ※認証内容によって異なる場合があります。

・店舗で実際に購入して抜き打ちチェックも!

ほっぺちゃんママさん:「食品や化粧品は直接体に触れる・口に入るものは気を遣うけれど、衣類は後回しにしがちで……」

西原さん:「赤ちゃんってなんでも口に含みますよね。そうなるとタオルや衣類にも注意が必要なんです。」

MOMOさん:「抱っこ紐などついママの使い勝手で選びがちですよね。」

西原さん:「食べ物だとすぐに症状が出てわかりやすいのですが、着ているものや身に着けているものは長年の蓄積ののち出てくることも多く、目に見えないところで知らずのうちに病気にかかっていることもあるんです。だからこそエコテックス®認証は厳しく設定されています。」

MOMOさん:「実は日本って法律があまり規制していない部分もありますよね? 食品の添加物や、衣類もそうなんですか? 肌に触れるものなので心配です。」

瀧瀬さん:「日本製=安全、と思われがちですが、日本は繊維製品の有害物質についての法律の規制が実は中国や台湾よりも緩いといわれています。」

これにはママ達も驚き! 下記の規制比較表を見ても他の比べても規制の数は少ないのが分かります。

出典: ChillybinCrew(イットママ)

西原さん:「海外に比べると、日本の法律の改正はとても遅いと言わざるを得ないのが、現状なんです。日本の技術力やデザイン力はトップレベル、だけど海外はまず何より安全、そして安全性を裏付ける数字が求められます。安全性を数字で根拠づけられないと認められないんです。エコテックス®認証ラベルの対象となる物質は300種類・世界最先端の基準で選ばれています。

瀧瀬さん:「実は繊維産業は、石油産業に次いで問題点も多いとされていて、CO2排出量が石油産業についで2位というデータもあります。生産中に化学薬品を吸引したり、たれ流しにしてしまったり……。

コットンのTシャツ1枚作るのに使われる水の量はなんと一人が900日分飲める量とも言われています。」

原田さん:「そんなに使われているんですね! ほかにも廃棄の量であったり労働者賃金であったり様々な問題があるんですね……。」

繊維業界の問題

読者アンケートでも、「地球環境を汚染している産業の第2位は、石油産業に次いで「繊維産業」と問題という問題に対してどのように感じられますか?」という質問に

対して、約70%の人が、「何かできることがあれば行動したい」と思っているものの、実際に行動に移している人は5%に満たないことが分かりました。

ではどのようなことを意識していけばいいのでしょうか?

MOMOさん:「『サステナブル』という言葉もつい最近聞いて、もっとちゃんと知りたい! と思いました。」

瀧瀬さん:「サステナブル』に加えて『SDGs』いう言葉もぐっと目にするシーンが増えました。2030年までに貧困をなくそう、少しでも未来を明るくしようという世界での取り組みです。」

SDGs(エスディージーズ)とは?

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標。

(*)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

榮さん:「『サステナブル』を誰が聞いても分かる言葉に置き換えるとどういう意味でしょうか?

瀧瀬さん:「『人も動物も安心して生きられる未来を創ること』でしょうか? 無駄遣いをしない・人に環境にやさしい、色んなことが言えると思います。

自分の使い勝手や利便性だけで選ぶだけではなく、環境やモノ作りに関わる人や未来のことを考えるだけで意識が少し変わってくると思います。」

高橋さん:「足るを知る」ですね!

「どこで」だけではなく、「誰が」作った?生産者まで分かる時代に!

瀧瀬さん:「エコテックス®は、少しでもアパレルの問題を解決してサステナブルになるように考えられているんです。」

西原さん:「野菜を買うとき、生産者の農家の方の名前が記載されていることがありますよね? それと同様に、このタグに書いてあるQRコードを読み取るとどこの国で作られたものかだけではなく、糸から縫製などの加工工場など、関わった生産者までわかるんです。今までは認証とっていてもラベルをつける企業が少なかったんですが、近年増えてきましたね。」

“MADE IN GREEN”が証明するもの

・有害物質に関してスタンダード100の基準をクリアしている

・従業員の労働条件や環境への負荷を配慮した生産工場で作られている

・どの工場や企業が関わったかが簡単にわかる

 

出典: ChillybinCrew(イットママ)

瀧瀬さん:「エコテックス®の最高峰ともいえるになるのですが、一例でいうと、高級ホテル仕様タオルブランドは、緑豊かな南インドの工場で生産しており、吸水性が高くてふんわりとした風合いなど機能性はもちろんなんですが、働く人や周りの環境を守ることを意識している製品なんです。マイクロコットンの生産過程において不要になってしまう染料や排水などの99%以上を、同工場内の浄化施設によって浄化し再利用などをすることで、周囲の環境保全に努めているんですよ。」

出典: ChillybinCrew(イットママ)
出典: ChillybinCrew(イットママ)

榮さん:「作り手のことを考えているブランドさんは使い手のことも絶対考えているはず!」

瀧瀬さん:「自分のひとつの消費活動が色んな人が関わっている、ということを意識した消費者が増えると嬉しいですね。」

 

身近なことから始められる「サステナブル」って?

MOMOさん:「エコテックス®を選ぶのはサステナブルにつながるということですね。」

ほっぺちゃんママさん:「金銭的余裕があれば選びたいけれど、やはり実際にはすべてを選ぶのはちょっと難しいですよね。」

西原さん:「それはそうですよね。ちなみに、エコテックス®認証品は高いものからリーズナブルなものまで様々です。」

出典: ChillybinCrew(イットママ)

高橋さん:「某百貨店さんのレンタルサービスだったり、ひとつのものを長く使おうという流れがあるのでそういう使い方もいいですよね。」

瀧瀬さん:「そうですね。少しずつでも、本当に気に入ったものを見つけて長く大切に使う。それもしっかりとサステナブルだと思います。」

ほっぺちゃんママさん:「ついビニール傘買ってしまいがちですが、傘のレンタルサービスっていいなぁと思いました。」

 

子どものこと、未来のこと。ママ達はどう考える?

エコテックス®認証ラベルからサステナブルの話へ。知らなかったことも多かったママ達ですが、身近なことから始められると感じたことも多かったようです。

出典: ChillybinCrew(イットママ)

榮さん:「そもそもエコテックス®認証ラベルをなんとなくしか知りませんでした。モノ作りの過程のことまで考えてなかったので、自分が使いやすいだけではなく、作り手から使い手の未来のこと・環境について考えられているのがよく分かりました。知ると知らないのではやはり違いますし、認証されているものとされていないものでは、今後は認証されているものを選ぶと思います。」

ほっぺちゃんママさん:「母が意識していることも多いので、エコやオーガニックについて私も気にすることもあったんですが、今回さらに知識を深めるきっかけになったので私も娘に伝えていきたいと思います。」

高橋さん:「全然知らなかったのですが、エコテックス®認証ラベルが生まれた背景や環境問題についても知れて勉強になりましたし、このような製品が当たり前に広まっていく日本になればと思います。」

MOMOさん:「エコテックスとかサステナブルについてすごく感銘を受けていましたし、今回すごく勉強になりました。お友達のプレゼントとか身近なものから積極的に使っていきたいですし、今後も広めていきたいですね。」

瀧瀬さん:「ママである皆さんに共感して頂けるととても嬉しいです。

私自身、子どもがお風呂でボディソープでしゃぼん玉をつくって遊んでいたのを『もったいないでしょ』とだけ注意していたんですが、最近は、『この泡いっぱいの中でおさかなさんが泳いだらかわいそうじゃない?』と声かけが変わりましたね。

子ども達が将来ハッピーに幸せに過ごす未来をつくるために今ママ達ができること。母から子へ未来を創るつながりが大切だと思います。」

西原さん:「エコテックス®認証製品が当たり前に並ぶ世の中になってほしいですし、世界の流れがそのようになってきていると実感しています。私たちのミッションもすべての製品にエコテックス®認証がつくよう努めていきたいですね。」

読者アンケートでも記事を読んだママ達の約70%が今後意識的にエコテックス®認証ラベルを意識したいと回答しました。

世界的にスタンダードになりつつあるエコテックス®認証ラベル。日本でも当たり前のように安全安心なものを選べるようになるといいですね。


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